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「宇宙の使い方」
ゲスト:伊藤 真之 さん(神戸大学/サイエンスカフェ神戸代表)
場所:tete a tete(テテ・ア・テテ)
2007年4月27日
場所:tete a tete(テテ・ア・テテ)
2007年4月27日
- 開催案内文の記録
- 地球の観測や通信など、いろいろな形で宇宙の「利用」がすすんでいます。今回は、宇宙利用の今とこれからについて、簡単に話題を提供したあと、みなさんと語りあいたいと思います。
- 当日の様子
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話題提供者は、サイエンスカフェ神戸の代表でもある伊藤真之さん。「宇宙の使い方」と題し、宇宙はどんな分野で利用されているか、最近打ち上げられたいくつかの宇宙観測衛星の紹介、この夏に打上げが予定されている月周回衛星SELENE、建設が進む国際宇宙ステーションの話、宇宙利用のあり方見直しの動きなどに及びました。2月には中国による衛星破壊実験のニュースもあり、宇宙ゴミの話題でも盛り上がりました。
そして、参加者との語らい。今回は、高校生や大学生も多く、ご夫婦で参加された方、主婦の方などもおられました。「宇宙の探査より環境問題の解決にお金を使うべきではないか?」、「科学者は、すぐに役に立つ研究だけでなく、夢を追うような研究をしてほしい」などの意見や、「宇宙基本法の話ははじめて聞いた」といった声も。サイエンスカフェは何かひとつの結論を出すことは求めず、市民の様々な意見や考え方を語り合う場。まさにサイエンスカフェならではの醍醐味である、意見交換に時間をたっぷり使った2時間でした。