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「生命のしくみを探る道具」

ゲスト: 上杉 志成 さん(京都大学iCeMS・京都大学化学研究所教授)と研究室のみなさん
日 時: 2008年12月23日(火・祝)14:00から15:30
場 所: 神戸花鳥園
開催の記録
ポスター(300kB, PDF)

 今回のサイエンスカフェは、京都大学iCeMSの主催でおこなわれました。京都大学iCeMS(物質-細胞統合システム拠点)は、再生医学の拠点としてだけでなく、物理・化学・生物・医学分野のトップレベルの研究をつなぐことを目的に、新しく創設された機関です。今回は、iCeMSの上杉志成さんとその研究室のみなさんにお話していただきました。上杉さんは、化学と生物・医学をつなぐケミカルバイオロジーという分野の第一人者です。

 最初に、上杉さんにケミカルバイオロジーについて説明していただきました。私たち生物の体は、タンパク質など様々な有機化合物の連鎖的な化学反応によって成り立っています。生物学では、生物体からとり出した化合物の機能を調べることが普通です。ケミカルバイオロジーは、何万種類もの有機化合物を合成して、それをひとつひとつ生物体で反応させ、特殊な機能をもつ化合物を探しだしていきます。とても根気のいる実験をされています。

 上杉さんの説明のあと、「うつす」「くっつく」「つかまえる」「ばける」「も どる」「やせる」というテーマ別にテーブル毎にわかれ、それぞれ研究室所属の皆さんに説明していただきました。

 「ばける」のテーブルでは、昨年から今年にかけて大きな話題になった、iPS細胞やES細胞についてわかりやすくお話ししてくださり、参加者からもいろいろな質問やコメントが出ました。この話題だけでも一つサイエンスカフェを開いてみたいです。
(文:サイエンスカフェ神戸)